新型コロナウイルスの影響により、毎年12月7日に上演されるスカラ座恒例のシーズン開幕オペラが今年は中止になったのですが、代わりに無観客での特別公演を行い、イタリア公共放送RAIがテレビ放送することになりました。オーケストラ、コーラス、オペラ歌手、そしてバレエダンサーが出演する豪華なイベントとなりそうです。出演者にはプラシド・ドミンゴを始め世界的に有名なオペラ歌手の名前がずらり。もちろんスカラ座のエトワール、我らがロベルトの名前もあります(:happy:)
こんなに大勢が一同に会するなんて可能なの?と思ったら、やはり録画映像と生中継を混ぜたプログラムなのだそうです。
で、最大の関心事はロベルトが何を踊るのか。演目は発表されていませんが、振付家の中にマッシミリアーノ・ヴォルピーニさんの名前があるので、おそらく『Waves』を踊るのではないかと予測しています。この作品は電子音楽とサティのピアノ曲をミックスした音源を使うため、オーケストラ伴奏が不要です。その一方でライティング機材のセッティングが必要です。ソロ演目でもあることですし、ロベルトは録画出演する可能性が高いです。違っていたらごめんなさい。生出演で新作だったらどうしましょ(:sweating:)
だって放送は12月7日(月)午後5時から。つまり日本時間の8日(火)午前1時からなんです。ロベルトが何時に出るかもわからないのに、さすがに起きていられません(:crying:)
それに日本で観られるのかも微妙です。Rai Play というオンラインアプリを使っての配信もあるようですが、ライブの場合、イタリア国外では観られない可能性があります。後日観ることができれば良いのですが。
スカラ座のサイトには、世界各国からどのチャンネルで観られるかの記載があるのですが、日本だけは国名以外何も書いていない。ひどいわ(:sad:)
[LINK]

いつかNHKのBSプレミアムシアターで放送してくれるのでは、と密かに期待してます。
by Chieko at 10:46, 05 Dec 2020
今日から12月。今年も残りひと月とは驚きです。コロナに翻弄される間に終わってしまいそうな2020年です(:silent:)
さて今日は、先週出版されたばかりのロベルトの新しい本について簡単にご紹介します。
タイトルはイタリア語で “Parole che danzano”、英語だと“Dancing words”、日本語では「踊る言葉(たち)」のような意味になります。
ロベルトの人生で意味を持つ99の言葉がAから順に見出しとなっていて、その言葉にまつわる彼自身の記憶や思いがイタリア語の文章で綴られています。長いキャリアを反映する美しい写真もいっぱいですので、写真集として眺めるだけでも満足できる一冊になっています。
そして、この本は私たち日本人にとって特別な意味があるんです。それは「日本」についてのページがあって、ロベルトの日本愛が熱く語られていること(:happy:)
19歳で初めて来日した時に訪れた日光と鎌倉そして東京について。街にゴミが落ちていないことや、日本人の仕事に対する姿勢、そして観客とファンへの賞賛の言葉に加えて、日本食が大好きということも(:laughing:)
ロベルトが日本好きとは認識していましたが、こうして本にまで書いてくれて本当に嬉しいです(:heart:)
この日本に関する文章だけでも翻訳していつかこの掲示板でご紹介できたらいいなと思っています。

ロベルトのオフィシャルサイトから買うことができます。本自体は25ユーロですが、送料が44.50ユーロで、先週のレートで合計9,010円でした。
[LINK]
by Chieko at 19:44, 01 Dec 2020
mimiさん、メッセージありがとうございます。
私も当日になって知ったので、お知らせするのが遅くなってしまってごめんなさい(:sweating:) 
映像がどこかにアップされていないか探してみましたが、コンサートの予告動画しか見つかりませんでした。1分ほどの予告ですが、それでも美しいロベルトの姿が見られます。
[LINK]

今回の国連コンサートをイタリアが担ったことから、スカラ座とロベルトを主役とした企画となりました。各国代表が集まったニューヨーク国連本部の会場でコンサートが上映され、その様子をライブ配信する形式です。最初の30分は事務総長を始めとする関係各位のご挨拶があり、それからコンサート映像の始めにスカラ座のマイヤー総裁とロベルトがメッセージを述べ、観客を入れないスカラ座(ただし拍手あり)で録画された舞台が映し出されます。スカラ座オーケーストラの演奏によりロベルトと数名のスカラ座のダンサーで古典とコンテを交互に全6演目上演。ロベルトは「黒鳥のパ・ド・ドゥ」「L’altro Casanova」「Waves」の3作品を踊りました。残念だったのは「黒鳥のパ・ド・ドゥ」のうち、踊ったのは最初のPdDだけで、ソロパートがなかったこと…。ロベルトのソロね、見たかった。(:crying:) それでもロベルトの黒王子を再び観ることがきたのは幸せでした。ちょっとウルっと来ました。こちらはザハロワさまやポリーナちゃんとの共演DVDを見直すことで我慢することに。

「L’altro Casanova」はスカラ座のレパートリーですが、ロベルトが舞台で踊るのは初めてじゃないかな。今年の元旦の特別番組「Danza con Me」で披露されましたね。その映像はYoutubeで見られます。バレリーナとしては珍しくちょっと肉感的なヴィルナ・トッピさんとのセクシュアルなケミストリーで魅せてくれます(:happy:)(:happy:)
[LINK]

締めくくりに踊った「ウェーブス」はロベルトの為のオリジナルで、昨年夏のツアーで初演された作品。ライティングとスモークを効果的に使った、いかにもロベルト好みのテクとアートの融合です。曲が変わる後半に表現も変化して行きます。ヴェローナでの映像がありますが、残念ながら最初と最後の部分が欠けてます。
[LINK]

国連コンサートはとても好評だったようです。グテーレス事務総長からも賞賛のメッセージがツイートされていました。国際的晴れ舞台の主役にふさわしいロベルトのこういうワールドワイドな活躍は嬉しいですよね。
コロナ禍の中で久しぶりの喜びを味わいました(:heart:)(:heart:)(:heart:)
by Chieko at 12:15, 24 Oct 2020
Chieko様

あ!見逃してしまいました・・・。(涙)

いつも、最新の情報をありがとうございます。祝賀コンサート、いかがでしたか?

欧州のコロナ再感染拡大をみると、仕方ないと思うものの、残念です。本当ならば、今年のシーズンは、ザハロワさんとの椿姫だったのですよね。やはり、そろそろ、ボッレさんの椿姫とかマノンとかオネーギンとか観たいです。

コロナが治まりますように。

Chieko様、ボッレフアンの皆様、どうぞ、ご自愛くださいね。
by mimi at 00:41, 24 Oct 2020
10月24日は「国連の日」。そして2020年は国連創設75周年に当たります。
その国連デーを前に、現地ニューヨークの10月22日正午から祝賀コンサートが開かれます。(10月22日のアメリカ東海岸時間の正午は、日本時間では今夜の深夜、23日の午前1:00にあたります)

どうして私がこれについて書いているかといえば……
それはもちろんロベルトが出演するから(:happy:)(:happy:)(:happy:)
スカラ座からの映像を配信するヴァーチャル形式のコンサートで、ロベルトとスカラ座のオーケストラのほか、世界のエトワールが参加するとのこと。下のリンクから国連のサイトに行くと、ページの中央あたりに ”Watch here the UN Day concert on October 22” と書かれた動画用の画面があるので、ここから配信映像が見られるようです。YouTube, Facebook, Twitter でも無料配信されるらしい。
[LINK]

コンサートの長さは1時間だそうなので、なんとか起きていられそうですよね(:sweating:)
ロベルトを観て、眠気もコロナも吹っ飛ばし、明日からの活力にしてください。
世界中がコロナの影響に苦しむ中、世界の連帯を呼びかける国連のコンサートでロベルトが踊り、そしてそれを観られることの幸せを噛みしめたいと思います(:heart:)(:heart:)(:heart:)
by Chieko at 17:20, 22 Oct 2020
コロナ禍で停滞した活動の中、日々だけがどんどん過ぎて行きます。気がつけば、もう秋。
みなさまお変わりないでしょうか。

先月、ロベルトが半年ぶりに舞台に立ちました。スカラ座2019-20年シーズンの公演が次々とキャンセルされる中、感染拡大に多少の落ち着きが見えて来たミラノで、スカラ座は新たに企画した「2020年秋シーズン」を開幕。ロベルトは4日間の「バレエ・ガラ」で「ボレロ」を踊りました。観に行ったイタリア人の友人によると、それは「素・晴・ら・し・か・っ・た」そうです。当然ですよね(:heart:)
ロベルトのインスタグラムにアップされた動画を見ると、観客は数席ずつの間隔を空けて座っていました。オーケストラピット内での蜜を避けるためでしょうね、楽団員は舞台後方で演奏し、その分、塞いだオケピの上部まで舞台が広げてあって、ボレロの赤い円卓も客席からとても近い位置に設置されています。観客数はかなり制限されていたようですが、短い動画から聞こえるカーテンコールの声援と拍手はそれを感じさせないほど。久しぶりの公演(=ロベルト)を待ち望んでいた人々の熱気が少ない観客数を補うのに十分なほどだったのがわかります。ロベルトのその満ち足りた表情からも久しぶりの舞台の感動と喜びが伝わって来ました(:heart:)
無事に公演が開催されて本当に良かったわ(:happy:)

で、気になるのは次の予定です。スカラ座は、2020-21年シーズンの前半プログラムについて、先週の土曜日に記者発表を行い、その様子をオンラインで発信すると告知していたのですが、当日になって突然キャンセルとなりました。ご承知の通り、イタリアを含むヨーロッパでは感染が再拡大し始めており、スカラ座によれば、施行されるであろう新たな規制がまだ不明だからとか。規制次第では劇場がまた閉鎖されることもあり得るため、確定しているスケジュールやプログラムを公表しないことにしたのですね(:sad:)

コロナ以降、ロベルトが出演するはずだったのに中止や延期になった公演は20回余りを数えます(:crying:)
スカラ座の次シーズンはどうなってしまうのでしょう。(:looking:) 続報が入りましたらお知らせします。
by Chieko at 17:20, 19 Oct 2020
mimiさん、早速のコメントどうもありがとうございます。久しぶりの掲示板への書き込みでしたが、すぐに読んでいただけてとても嬉しいです(:happy:)
はい、おかげさまで私は元気です。コロナへの感染を免れてはいますが、コロナと共存する新しい生活様式、つまり自由な海外渡航(=ロベルトの追っかけ)や密な環境(=劇場)を避けることが当面求められるなら、何を支えに生きていけば良い?....的な悩みに落ち入ったりはしています(:silent:)
スカラ座の秋シーズンは観客を入れての上演です。ただし、観客数を絞って客席間を1メートル以上開けるなどの対策をとった上で、一度に購入できるチケット数を制限するなどの規制があるようです。一般チケットの発売は9月3日です。
ロベルトが限られた観客のためだけに踊る貴重なボレロを、何らかの形で共有できることを期待したいですね。
mimiさんもどうぞお元気で(:heart:)
by Chieko at 21:54, 29 Jul 2020
Chieko 様

お元気でしょうか?

ボレロ、良かったですね!スカラ座のガラは無観客なのでしょうか?
ストリーミングか何かあるといいなあ...。

Chieko 様、皆様、引き続き、健康に留意して下さいね。
by mimi at 19:57, 29 Jul 2020
憎っくきコロナウイルスのせいで(:angry:)この春から夏にかけて予定されていた公演が次々と中止または延期になり、ロベルトが次に舞台に上がれるのはいつなのぉぉぉぉ.....と悶々としていたら、スカラ座さまがコロナ対応ヴァージョンの「2020年秋シーズン」なるものを発表しました(:happy:)
ザハロワ姫との共演で 9月に予定されていた超「密」な演目「椿姫」は予想通り中止となりましたが、ほぼ同じ日程でバレエ・ガラが上演され、ロベルトが「ボレロ」を踊ります。きゃぁー!(:heart:)
9月23・24・26日と10月2日の4公演です。
2018年に鮮烈なボレロデビューを飾って以来、ロベルトにとって特別で大切なレパートリーとなったこの作品が、ほぼ半年ぶりの再開となるスカラ座バレエ公演の演目となり、3年連続で上演されることになったのは何より素晴らしいこと!!!!(:laughing:)
そして(リズムの方々はともかく)孤高のメロディ=ロベルトは密になる心配もなく、安心安全なのも良いわぁ(:smiling:)
観に行くことは叶わないけど(:crying:)無事に上演されることを祈らざるにはいられません(:silent:)
このガラについて他の演目は発表されていませんが、出演者としてザハロワの他にアレッサンドラ・フェリの名前も出ています。

東京で「フェリ、ボッレ&フレンズ」が上演されたのはちょうど一年前。サブタイトルは「レジェンドたちの奇跡の夏」でしたね。
今となっては、その奇跡度が天文学的数値に思えてきます.....(ため息)
どうぞみなさま「レジェンドたちのいない不運な夏」を安全と健康に気をつけてお過ごしくださいませ。
by Chieko at 18:56, 29 Jul 2020
イタリアの外出制限が緩和されたからでしょうか。ロベルトは伸ばしていたお髭を剃り、髪もカットしたみたいです(:heart:)
この日曜日にはイタリアのテレビ局でドキュメンタリー番組「ロベルト・ボッレと過ごす日曜日」が放送されました。なんと朝9時から深夜12時までの15時間に及ぶ超ロングプログラムだったのですが、残念ながら日本からは視聴できませんでした(:crying:) 歴史的に貴重な数々のバレエ映像に加え、ロベルトの若い頃の出演番組やインタビューと舞台映像などが盛り込まれた、それはそれは贅沢な番組だったようです。見たかったなぁ。

さて、今年はアメリカン・バレエシアターの創立80周年を記念する年なのですが、コロナのせいで開催できない記念公演に代わって「Togerher Tonight 」と題された祝賀イベントがオンラインで発信され、昨年ABTを引退したロベルトがゲストとして祝杯のシーンに登場するそうです(:happy:)
日本時間の5月13日朝8時から9時(アメリカの東海岸時間で5月12日夜7時から1時間)ABTのYouTube チャンネル([LINK])でライブ放送。お時間があればぜひ!(:smiling:)
by Chieko at 21:39, 12 May 2020
«prev  next»

inobbs ver.3.1